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ink on paper




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押し入れから
小学5年か6年の頃描いた
模写24cm×19cmを引っ張り出し眺めている
模写といっても原画と違い
テンペラの技法で明部を白で起こしている
(習っていた先生がこの技法で描いてたため)

20年ほど前に見た時は
荒く単調な線が恥ずかしく
捨てよかどうしよか迷ったものが
久しぶりに見ると
これはこれで面白いのでは

そして今も大して変わらず
似たような感覚で
画面と関わっているような気がする

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老人の頭部
ペルレグリーノ・ダ・サン・ダニエーレ
16世紀初




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器に絵が描かれている時
器を窓のように感じる時がある
まるい皿に絵付けされたものは特に
円形はレンズのよう
のぞき見る感覚になるので

手にとって楽しむものが
窓のように感じられるのは面白い
硬質な表面の向こう側
ひとつひとつの器の中に世界がある
窓としての器

ひょんなご依頼から描いた風景画が
大倉陶園の器に絵付けされました

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初めて本堂のお花を生けさせてもらった
花はこの二種のみが用意されていて
あまり考えず 絵と同じよう後ろの方から決めていく
水切りしながら茎をくるくる
花がええ感じに見えてくる角度がある

終えた直後はわりとすいすいできたと思ったものが
ご本尊の前に飾り お勤めの位置から正座し仰ぎ見ると
ぁぁすこし立体感が乏しいなぁ

仏像は下から見られること計算し造られているときく
お花もその意識が大事なのやろうか
次回はもう少ししゃがみ 仰ぎみながら生けてみよか

うちでは真冬でも 冷たいこの縁側で
他のお寺さんでも様々
こうやって生けておられるのやなぁと改めて

そうして本堂を出る一礼のとき不思議な感覚が
いつもは どろどろした自分に
ご本尊の厳しい目を感じているけれど
この時は月並みな言葉やけれど ありがたいなぁ。。。
その気持ちがいつもより増していて
それは荘厳 -しょうごん-(お飾り)の中でも
こちらの手の関わりが多い大切な部分に
参加させてもらったことから来るのかも知れない

これから手を合わす時
そうでないところでも
花の味わい方が変わりそう


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はるばる東京から絵を描きに
アニメーション作家の有吉達宏くんがやって来た
紙を水張りした1mほどのパネルとイーゼルを持って

二人で白い岩の海岸を歩き
浜で棘皮生物を拾い
彼はモチーフになる石を
僕はウミガメの甲骨を採集

「砂地だと思ってました~;」
振り向くと 彼の両膝から下は びしょ濡れに
水面に色んなもの浮く潮溜まりに踏み込んだらしい

滞在中お互いの作品を前に色んな話を
彼は感じてるものを丁寧に言葉に紡ぎ出せる人

以前から僕の作品に反応してくれており
彼は僕のことを先生;と言うけれど
その言葉にこちらが気付かされることも幾つか

海と山に囲まれた町の宿 その小さな一室で
石からイメージされた生命体のような絵が
育っていく様子は不思議なものでした

写真は僕の絵を観る有吉くん