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紀伊海岸南下計画 「 加太(かだ)② 」


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「昭和36年第2室戸台風のこと」

その町のこと 知るには
寺のお坊さんに 話 聞くのがいい
前回の砲台跡もそう
本堂だけ おじゃまするつもりに
立ち寄った 浄土宗 称念寺の住職が
あふれるように お話くださった

夕涼みのおばちゃんや 食堂のおばちゃん 住職もそう
町のこと聞くと 皆話すのは
うちの地元でも 被害の大きかった
昭和36年 第2室戸台風のこと
その被害は 相当なものだったらしく


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(上)海岸道路 左に海
   祠から ここが海と陸の境界であったことが分かる
(下)継ぎ足された 加工の痕跡


今 この加太の海岸道路
そこには当時 家々が並んでいた
台風で 浜より一列目の家々は崩壊し
二列目の家は 柱だけに
三列目には 多くの船が突き刺さっていたという

それ以前 海側には 美しい砂浜が広がっていたこと
真夏には ひりひり砂が熱すぎ
裸足で海まで たどり着けなかったこと
子供のころの光景を 住職は話してくれた

その後 浜は広く埋め立てられ
下記リンクの地図にあるよう
現在 北側に砂浜を残し
海にむかって600mほど
防波堤・船着き場 公園がつづく
それは どの町も今も進行形のこと


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(上)戦前の風景 左に海が広がる
(下)峠の下 北の大川への石碑 昔は今のトンネルでなく
   閉鎖中の海岸の道でもなく 山越えの道であったという

当初は 砂浜だけを巡る予定でいた
でも 土地を歩き 人々の言葉から
加工の下に眠る もうひとつの海岸が
見えてくるような気がする

ちょうど先日 星空の下 この埋め立ての公園で
映画を観る機会があった「バグダッド・カフェ」
その下に 砂浜が眠ってることを想うとき
過去の風景と時間 その土地で起こってきた
自然と人間 人々同士のやりとりが
見えてくるような気がした

和歌山市 加太




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